LINEのやり取りをしながら、間違った相手にメッセージを送ったり、気まずい内容を送ってしまった際に活用できるのが、送信取り消し機能です。
相手に見られる前に消すことができるので、使ったことがある人も多いでしょう。
しかし、送信取り消しをしようとしても、ボタンが見つからないことが時に起こります。
実は、24時間以上経過すると送信取り消しができなくなることをご存知でしょうか。
こちらの記事では、LINEの送信取り消しができない原因を探るとともに、利用する上での注意点をまとめていきます。
特定の相手に送ったメッセージを、自分だけではなく相手のトークルームからも削除する方法が送信取り消しです。
マンツーマンのトークだけではなく、グループや複数人トークでも活用できます。
送信取り消しの方法は、いたって簡単です。
1:送信取り消しをしたいメッセージを長押しする
2:「送信取消」をタップする
3:確認画面内の「送信取消」をタップする
4:「メッセージの送信を取り消しました」と表示されたら完了
送信取り消し機能では、メッセージの他にスタンプや絵文字、画像などあらゆるコンテンツを消すことができます。
どのコンテンツも、同じやり方で取り消し可能です。
また、相手側のトークルームでも、自分と同じように「メッセージの送信を取り消しました」と表示されるため、相手にバレずに行うことはできません。
いつもは簡単にできる送信取り消しができないケースもあります。
それぞれの原因について紐解いていきましょう。
一番シンプルな原因は、メッセージを送信した時間から24時間以上が経過した場合です。
実は、メッセージ送信取り消しは24時間以内に送信したものしかできません。
24時間経過したメッセージを長押ししても、「送信取消」は表示されないので要注意です。
公式アカウントにメッセージを送っても、送信取り消しは不可能です。
公式アカウントのトークは、通常のトークとは異なり、送信取消機能がありません。
様々なコンテンツで活用できる送信取り消しですが、実はできない場合もあります。
例えば、投票や日程調整などを作成した場合、トーク画面に表示されますが、これらは取り消し不可能です。
また、通話履歴やあみだくじも同じく取り消せないので注意しましょう。
トーク履歴には、アルバムやノートを作成した際のサムネイルも自動的に投稿されます。
これらのサムネイルも、送信取り消しすることができません。
アルバムから写真を消すことは可能ですが、サムネイルは残ってしまうので、注意しましょう。
LINEのメッセージは、トーク画面から削除することが可能です。
しかし、いったん削除したメッセージは、長押しすることができないため、送信取り消しもできません。
ただし、メッセージの削除は、削除を実行したデバイスのみに反映されます。
そのため、PCやiPadなどを使ってLINEにログインすれば、メッセージが残っているため送信取り消しが可能です。
送信取り消しができないコンテンツとして、LINE Payやスタンプのプレゼント、LINEギフトなどもあげられます。
これらのコンテンツは、一度贈ってしまうとキャンセルができません。
場合によっては、友だちのLINEアプリがかなり古いことも考えられます。
こうした場合は、送信側のバージョンがいくら新しくても、送信取り消しができません。
様々な要因を考えた上で、どれも当てはまらない場合は、LINEの運営側の不具合も考えられます。
また、通信環境が不安定だと一時的に送信取り消しができなくなることもあるでしょう。
一度、LINEアプリを再起動してみたり、機内モードにするなど、通信をリフレッシュさせるとうまくいくかもしれません。
LINEで送信取り消しをする上で、トラブルにならないためにも、注意点を押さえておきましょう。
「削除」すれば相手の画面でもメッセージが消えると思っている方は少なくありません。
しかし、送信取り消しとは異なり、削除では取り消した側の画面でしか消えないので要注意です。
謝って送ったメッセージを取り消した際、相手にも取り消したことはバレます。
そのため、相手はどんなメッセージを取り消したか気になるでしょう。
トラブルにならないためにも、取り消した理由をきちんと伝える必要があります。
また、最近はAndroid限定で既読回避アプリもリリースされており、送信取り消しされたメッセージを復元される可能性もあるため、送信段階で気をつけることが大切です。
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